ツエーゲン金沢についてわかっている二、三の事柄
2020シーズンの開幕が迫っていますが、我らファジアーノ岡山の初戦の対戦相手であるツエーゲン金沢とはどんなチームなのか、まずは考察ではなく客観的な事実を列記していきたいと思います。
昨年の対戦成績
第2節(ホーム) ○2-1 得点者:仲間、ヨンジェ
https://www.youtube.com/watch?v=PQxiUkCla6A
第40節(アウェイ) △1-1 得点者:赤嶺
https://www.youtube.com/watch?v=3M5-PL7olaw
2019年のチーム内ランキング
Football Labによる集計。
https://www.football-lab.jp/kana/ranking/?year=2019
このオフの移籍動向
14選手がチームを離れ、レンタル延長を除けば12人の選手が新規加入しています。昨年のチーム内得点ランキングの上位3人(垣田裕暉、クルーニー、加藤大樹)が、全員チームを去っていることがわかります。
今季の所属選手一覧
ツエーゲン金沢公式より。
https://www.zweigen-kanazawa.jp/team/
雑感
ここから先はとりとめのない話。
金沢とは昨年の11月10日に対戦しているので、約3ヶ月ちょっとぶりの対戦ということになり、あまり「久しぶり」という感じはありません。
昨年はホーム戦では岡山が優勢に試合を進め、逆にアウェイ戦では金沢が試合を支配していた印象でした。(どちらも現地で観戦していましたが、アウェイ金沢戦は本当に苦しかった。赤嶺のゴールがまさに起死回生の一撃でした)
となると今週末も苦しい戦いを強いられるのかと思いそうですが、上述のとおり金沢は大幅に選手が入れ替わっており、特に攻撃陣については「昨年からの継続」ではなく「一からの構築」といった表現が近くなりそうです。昨季からの継続性がなくなるのは岡山にとってはありがたいことですが、反面、相手の作戦が読みづらいということでもあります。
金沢サポーターの方が1月31日にアップした記事。
https://note.com/tagi_foot/n/n6705bee53877
これを読むと、まず大橋・藤村のボランチコンビがそのまま残ったことが金沢にとっての強みなのかなと感じられます。背番号8の藤村選手は昨年の「アシスト」と「ラストパス」の数がチーム内で1位なので、今年も彼を中心に攻撃を組み立てていくことになるのではないでしょうか。
またFW陣では、昨年は8月から鹿児島でプレーしていたルカオ選手が不気味です。昨季は16試合3ゴール。サイズがあり、途中出場からでも力を出せる選手です。昨年、残留争いの大一番「鹿児島vs岐阜戦」で、後半アディショナルタイムに決めた決勝点となる先制弾は強烈な印象を残しています。彼の出場があるかはわかりませんが、警戒は必要です。
また、新加入のFW加藤陸次樹選手の出場もあるかもしれません。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200216-02150187-sph-socc
中央大からの新加入ということなので、同じく中央大出身のルーキー、野口竜彦選手が彼についての情報を持っていることでしょう。ピッチ上での同期対決は実現するでしょうか。